第２部主人公で、ドラゴンズにいる岩井の実弟。あかつき大付属のエースとして昨春は優勝したが、
夏は初戦敗退した。猪狩守の“ライジングシリーズ”に似たストレートを決め球にしている。

かつてのこの物語の主人公。１５６ｃｍ(自称)を誇る球界最小投手だったが、どう言う訳か
身長が伸びて現在は１６１ｃｍ。道勢初優勝に導いてから一年、８０試合を越える試合数を
こなし経験を武器にするセットアッパーに急成長。ピンチになればなる程、実力以上を発揮する。

オーストラリア出身で、地元の短大を卒業後に出稼ぎ目的で来日していた。昨年はショートの
レギュラーとして出場。今年は本格的に投手復帰。無類の忍者マニアで、
今でも日本には忍者がいると信じ込んでいる。

引退したあおいとともにプロ野球界初の女性選手。帝王実業からヤクルトを経てウイングスに入団。
彼女も立派な「猪狩世代」の一人である。サウスポーでアンダースローと言う
存在自体が既に変則投法。(爆)リリーフエースとしてセーブ王の称号も獲得した。
パリーグにほぼ敵はいないが、カイザースの河内に対する恐怖心は今だ拭えていない。

今年から登録名を下の名前にした。球速はチーム内でも速い部類に入るものの、荒削りな点が多い。
不破で遊ぶのは今では日課を通り越して趣味である。

頭脳派ピッチングを持ち味とする左のエース。微妙にスクリュー回転するダークネスアローを投げる。
昨年はチーム最多の１３勝を挙げた。

広島一筋から移籍。チーム最年長、初代の選手会長に任命される。
連投の利く先発投手としては恐らく日本球界最後の投手。昔はリリーフもこなしていたが、
ウイングスに来てからは先発一本。無類のタフネスとコントロールを誇り、チームを牽引する。

巨人で飼い殺し、横浜で再起不能の大怪我を負うが見事に復活したお蔭でカムバック賞を貰った。
己の信念を曲げない精神力の強い投手。二試合にまたがっての完全試合達成と言う
珍しい記録も持っている。

第２部における副主人公。ずば抜けた記憶力と多少持っているパワーを武器に恒例の
トライアウトから這い上がってきたルーキー。ただ、記憶力に関しては色々な不都合が
発生する事もあり、不破からなるべく使わないように打診された。現状では未知数だが、
監督である龍堂はクリーンアップを任せたい腹積もりらしい。

かつての副主人公。流光学園出身のいわゆる「猪狩世代」の一人で、ヒットを打つ事に
関しては日本球界に彼に勝てる打者はいない。その証拠にイチローの打ち立てた
最多安打記録を２１５本に塗り替えた。ライオンズに移籍した友光とは因縁浅からぬ
相手であり、湊が彼を倒す事がそのまま優勝に直結すると言っても過言ではない。

オーナーが連れて来たアメリカ出身の外国人。寡黙で、多くを語らないが与えられた仕事は
きっちりこなす不言実行な人。相羽と同様にクリーンアップ候補でもあり、謎も同様に多い。

都と同じ帝王実業出身の「猪狩世代」の一人。東京生まれの関西人。守備は超一級品だが、
打撃は三流以下。

不破と同い年でウイングスの斬り込み隊長を務める中距離ヒッター。特筆すべきものは
ないが、いないならいないで困ると言った風な感じな選手になりつつある。